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店長と映画 -恋人たちの予感-

私がいちばん、いちばん好きな女優であるメグ・ライアンの、まさに代表作と言えるんじゃないかと思っている作品。

When Harry met Sally
 邦題: 恋人たちの予感
 Cast: ビリー・クリスタル、メグ・ライアン、キャリー・フィッシャー、ブルーノ・カービィ

「男女の間に友情は成立するか?」という、今でも議論の的になりそうなテーマをもとに話は進んでいく。
初対面の印象は最悪、2度目もなんだかなぁ、で3度目に友達になったハリーとサリー。

これは観ないと面白さがちっとも伝わらないので、あえて何も言いませんが、とにかくメグ・ライアンがかわいいったら。
そして、メグのラブ・コメの女王と言われる所以がよくわかる映画。
ハリー役のビリー・クリスタルも最高ですが、このハリーとの掛け合いのうまさ、絶妙のタイミング、よく変わる表情。

私がメグのどこが好きかというと、間の取り方がめちゃくちゃ上手いってこと。
自分のセリフの中での間、相手との会話の中での間。
あとはセリフのないときの表情がいい。
あきれた、とか、びっくりした、とか、うれしいけど表情に出せない、とか、女優としては当然できなくてはいけないことだけど、特にコメディというジャンルでそういう感情をうまく引き出すのってなかなかできない人が多い。

映画の話よりメグ絶賛コーナーみたいになってきたので話を戻して。

この映画は音楽もよくて、メインの 'It had to be you' をあのハリー・コニックJr.がとってもあまーく歌っているんだけれど、全編通してジャズで構成されていて、すごく心地いい。
あとは、1970年代後半から10年に渡る話なので、サリーの髪型や服がその都度変わってるところもチェックポイントかも。

何より、私がこの映画で一番好きなのは、ラストでハリーがサリーに言うセリフ。
ちょっと長いけど書いてみます。

I love that you get cold when it's 71 degrees out.
I love that it takes you an hour and a half to order a sandwich.
I love that you get a little crinkle above your nose...
when you're looking at me like I'm nuts.
I love after I spend the day with you, I can still smell your perfume on my crothes.
I love that you are the last person I wanna talk to before I go to sleep.
I came here tonight, because when you realize you wanna spend the rest of your life with somebody, you want the rest of your life to start as soon as possible.

最初の方は置いておいて、最後の2文はなっちゃんの訳によると

 1日の最後におしゃべりをしたいのは君だ。
 残る人生を誰かと過ごしたいと思ったら、できるだけ早く始めるほうがいいだろ?

結婚後、このシーンを見たとき、

 そう!そうやねん!

て思いました。
結婚する前はこのシーンを見てもたいして何も思わなかった。
結婚すると決めてからというもの、「なんで結婚すんの?」と聞く人が結構いました。
なんで?って、一緒にいたいからやん、といってもその人たちは、「じゃぁ同棲すりゃいいやん、なんで結婚すんの?」と言うのです。

今でもこの質問に明確に答えることはできないけど・・・でも上の文章は結構アバウトな言い方だけど私にとってはすごく納得のいく答えなのです。

評価(満点☆5つ):☆☆☆☆☆
by salut_hanamizuki | 2004-11-25 23:32 | ハナミズキ映画館
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